By Nami
紅葉の季節になると、さくらの季節同様そわそわしてしまう。あそこの紅葉はもうみごろだろうか、いや、もう散ってしまったのではないだろうか・・・と。
紅葉と言えばモミジの赤を思い浮かべられる方が多いと思うが、ここ戒長寺で有名なのはオハツキイチョウ。オハツキイチョウとはイチョウの変種で葉の上に実を結ぶイチョウのこと。
山門への階段は長いからこそ、期待を膨らませてくれる。
階段を登りきると、そこは一面金色の世界。思わず、息をのんでしまう
目通り4m、高さ30メートルのオハツキイチョウ。乳根も見事。鐘楼に吊るされている梵鐘は我が国で唯一とされる十二神将を刻んだ梵鐘だそう。
見上げれば秋空にモミジが映え、何とも贅沢な気分。
色づく大和富士を見ながら帰路につく。
戒長寺 アクセス : 近鉄大阪線・榛原(はいばら)駅から 奈良交通バス「天満台東三丁目」行きに乗り終点下車 徒歩約30分。タクシーだと10分。駐車場あり 指定 : 奈良県指定天然記念物 (S53年3月28日指定) | |