by Nami
あけましておめでとうございます。
元旦は 鳥見山からの 御来光 というのがここ数年の過ごし方。
大晦日は実家に姉妹が集まり、夜ご飯からの年越し。
その後麻雀大会が始まり、たいてい朝方まで続くので、わたしははそのまま鳥見山登山となる。
54歳、徹マンからの登山である。もちろん家族の誰もついてこない。
7時過ぎの御来光を目指して、5時半から一人で真っ暗な山道を登る。山道といっても舗装されたアスファルトだが、なにせ真っ暗なのだ。
こんな暗い夜道を一人で歩くのは怖くて不安なはずなのに、元旦は恐怖心がなく、出会う人々とも「おめでとうございます」と挨拶をかわす。顔は見えないが…。
今年の日の出は7時4分。三十分前ぐらいから雲の際が明るくなってくる。
結構人も集まっている。今年は県外から車で来る人も多かったようで駐車場は満杯だった。 それにしても手が冷たい。手袋をしてこなかったこと、カイロを持ってこなかったことを後悔。寒い……足先も冷たい…
20分前。明るくなってきたが、まだ日は出ていない。寒さに耐えきれず「早く出てくれー!」と叫ぶ少年も。
5分前。雲がかかってきた・・・。
いや、でも大丈夫。今年はよさそう。
いよいよ・・・・
出てきた
少し雲にも隠れるときもあったが、とてもすてきなご来光。今年も一年いい年になりそう。
地元の方の炊き出しが、コロナ以降、缶コーヒーや、ワンカップ甘酒の振る舞いに。甘酒をいただき下山。
途中気がつけば歩きながら寝ている自分…
あぶな!!これで、道からそれて溝にはまったり、滑落したり、車にひかれたりしたら、新年早々シャレにならんな…と思いながら、酔っ払いのような足取りでなんとか家にたどり着いた。今年は55歳…
年越しの仕方を見直す必要があるか…と考えさせられた。