初日の出もやっぱり、鳥見山。

by Akiko

早いもので、もう今年も一月が終わってしまった。が、初日の出がとても美しかったし、自分なりのちょっとした発見があったので、楽をして鳥見山から初日の出を見たい人に、シェアしたい。

結構我慢強いと自分では思っているが、不機嫌要因が、三つある。寒い、暑い、眠い、の三つ。特に最後の「眠い」状態は、極力避けたいところ。

ということで、奥大和出身を唄いながら、何を隠そう、鳥見山からの初日の出を見たことがなかった。不機嫌要因三つのうち二つをクリアする必要があるから。

でも、やっぱり一度は見てみたい。努力なしにご褒美もなし。ということで、今年こそは、と心を奮い立たせた。憧れの光景を目指して。

日の出時刻をチェックすると、7時2分。なんや、そんなに早くないやん。と、油断してたら外に出ると東の空はもう明らんでいるではないか!

はやる心を抑えながら、心とは裏腹にちっともはやらない足を恨みつつ、ヒノキの山道を黙々と登る。周りにはカップルや若者のグループも。追い抜き、追い越され、次第に体も温まる。が、やっぱり寝起きの体には、きつい!いつもの道が、ただならず長い。もう後少しというところで、もうあかん、と弱気になる。

が、這うようにしてなんとか見晴台に到着する。

待つこと15分程。柿本人麻呂の言う「かぎろひ」ステージを経て、山々の間から太陽がゆっくりと顔を出す。一旦顔を出せば、その後はあっと言う間にあたりはオレンジ色に!来て良かった!

その後明るくなって周りを見回すと、知った顔も随分いたことに気づく。申し合わせもしてないのに、まるで中学の同窓会!

さて、シェアしたい自分なりの気づきとは。実は、山があるから7時2分ちょうどに日の出が見れるわけではないことを、初めて知った。と言うことで、次行かれる方、15分は余分に寝てて大丈夫!

宇陀市観光協会の皆様、寒い中暖かい薪と甘酒を、有難うございました。皆様も来年、いかが?

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